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雑感2019「Be the Ones to be One」

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2019-06-24
二つの願い by 吉川 剛

一部での春リーグが終わって最近二つのことを達成して引退したいと思うようになった。
①一人のプレーヤーとして後悔のないプレーを秋リーグですること
②試合に出ている、出ていない関わらず、チーム全員が本気で勝ちたいと思えるようなチームになること。スローガンの to be oneを体現することだ。

①について
一人のプレーヤーとしては端的に言えば4年の春リーグは何もしていない。2年の春リーグから考えても結果面(リーグ戦無得点)内容面、どの側面から切っても低調なシーズンであった。

うまくいかなかった理由はシンプルに能力不足。もう少し正確に言えば、自分が目標としていたプレースタイルに対する能力不足である。
振り返ってみれば、自分が2年の時に2部で得点王になった時のプレースタイルはかなりシンプルだった。野瀬さん、浅野さん、中村など広い視野とストローク力を兼ね備えていた人たちを信じてスペースに走り込みボールを受ける。受けたらもう一回他のFW,MFにボールを預けて自分はボールがこぼれてきそうなゴール前に走り込み点を取る。必要な能力はマークを外す力とレシーブ力、決定力のみだった。

四年になって無駄に拘泥したプレースタイルを簡単に説明すると
DFとMFの間でパスを自分が受ける。後ろを向いた状態から2、3人に囲まれる中でそれをうまく打開し、ラストパスを出す。要は圧倒的なチャンスメイカー。
まあうまくいかないのは当たり前で相手のほとんどは小、中学校、遅くても高校からホッケーをやってきた人たちで大学から始めた自分より上手い。しかも中央にずっとのさばってそのままボールを受けようとしていたから相手は容易に自分のマークにつけ、受けるプレッシャーはかなり厳しい。ただでさえプレッシャーがかかるそのゾーンでそのようなプレーをするには頭の良さもボールのハンドリング能力もレシーブ力も圧倒的に足りなかった。(4年間という短いスパンでなんでもできるスーパーマンになろうとしたこと自体がまず間違いだった)

だから軌道修正した。

泥臭く走り、ネガティブトランジションの意識を強く持ち、可能な限りスピードが生かせる前を向いた状態かつプレッシャーを受けにくい相手とはずれた位置でボールを受ける。
やることはシンプルだが意外と深ぼれる。それはプレッシャーを受けにくいポジショニング一つとってもそう。技術がない自分は相手との距離そして角度を考えて受けることがいかに重要か。一見レシーブのミス、ドリブルのミスと考えられる事象も深く考えてみれば、相手のプレッシャーゆえのミスかもしれないからポジショニングで修正できることも意外と多いと思っている。

幸いにも引退まで後1シーズン残っている。
ここで結果を残すために、
一人のプレーヤーとして練習中から意図のあるプレーをし、修正を重ねる。やることはそれだけ。

そしてやってきたことを秋リーグで爆発させたい。


②について
副将として
「一部で勝つ」という目標は春リーグで達成することができた。幹部としてチーム戦術を考え、それを練習メニューに落とし込む。練習メニューに落とし込む際、枝葉に目が行きがちではあるが、一年というスパンの中でどういうチーム像を目指すのか、その最終地点に対して今はどのフェーズなのか、そして現在の最優先順位事項は何なのかなどなど、本山さんや徳島さんのアドバイスもいただき軌道修正しながらチームとしての大局観を見失わずにやれたと思っている。うまくいったらそれでよし、ダメだったら修正というシンプルなサイクルを繰り返してきた中で目標を達成できたと思うと質、量ともに悪くなかったと思えるし、どんどんチームが良くなっていくのを見ると本当に楽しい。
と同時に最近は後輩がのびのびプレーしていることだったり、自発的に練習を盛り上げようとしている姿勢だったり、そして幹部だけでなく全員がチームのことを考えていたりする姿を見ると喜びを覚える。
特に駿河台戦勝利した時に紙で作ったメガホンが三宅のだけボロボロになっててベンチの外からめっちゃ応援してくれたことがわかって本当に嬉しくなった。
副将としてチーム強化という観点で役割を全うするのはもちろん、その上でみんなが一つの方向性を向いているチームを作り上げていくのに貢献したいと本気で思った。

綺麗事言ってるなというのは十二分に承知ではある。それでも本気で居心地がいいチームそして試合に出れなかったとしても応援したくなるようなチームを作りたい。
自分の振る舞い一つとってみてどうだろうか。縦割りのフィードバックで真摯に対応できているのか、練習中みんなが苦しい時に声出せてるのか、この人たちについていきたい、このメンバーで本気で勝ちたいと思わせるような行動ができているのか?
あと半年少しでも理想像に近づくために最高学年の自分が率先垂範となるような行動を心がけるのみ。



いろいろ書いたが、


まずは入れ替え戦。願いを叶えるための第一関門。

今後東大ホッケー部が1部リーグで戦い続けていくDNAを継承してくためにも

普段から応援してくれている人たちの期待を裏切らないためにも

何より自分の二つの願いを叶えるためにも

入れ替え戦で絶対に勝つ。

だからこそ最高の準備をして技術、トランジション、運動量、そして何より気持ちで相手を圧倒する。


「自分がやれる限りの最高の形で二つの願いは叶ったとは思うね」

来年そう自信を持って言うための第一歩だ。
(白川遼 「鏡に映るのは」 引用)



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