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2014年秋季関東学生リーグ


第1戦(9月6日@東大駒場)

○東京大学 3 - 0 木更津高専×
(1st 0-0, 2nd 3-0)
Action得点アシスト
FG望月 亮佑
FG亀澤 宏理中田 尚吾
PC国府田 大樹山本 源

 夏の暑さがまだ少し残る中、東大のセンターパスで一部昇格に向けた第一戦が始まった。
 東大は序盤から相手陣内で攻撃を組み立てる。しかし、パスのずれやレシーブのミスなどが見られ、しばらくは決定的なシーンがなかなか作り出せないもどかしい展開が続く。そんな中、14分に山本源が中央でボールを受け、ドリブルで突破し、シュートを放つがゴール左に逸れる。さらに16分には山本源がループシュートを放つがこれも枠外へ。その後も打ち込みなどでチャンスを作り出すが決めきれない。19分には相手にPCを与えてしまうが、相手のミスもあり、事なきを得る。23分には藤宮のハリセからマッシュにボールを送り込み、望月が合わせるが枠をとらえきれない。25分にはLCの流れからPCを得るが、藤宮のフリックはGKにセーブされる。その後も立て続けに二度PCを得るが、決めることはできない。33分には打ち込みのこぼれ球をつなぎ、スポット付近から亀澤がレバースヒットで狙うが枠を外れてしまう。その後も東大ペースで試合を進めるが、前半を無得点で折り返す。
 後半も東大がボールを保持しながら試合を進める。4分、待望の先制点が生まれる。右サイドセンターライン付近から中心線めがけて打った国府田のヒットがサークル内に流れる。それに滑り込んで合わせたのは貪欲なストライカー、望月であった。しかし、得点後になかなかうまく波に乗れない。7分、11分には相手にゴールに迫られ、少しひやりとさせられる場面もあった。18分には後半最初のPCを獲得したが国府田のヒットシュートは浮いてしまう。後半の半分を過ぎたあたりからは試合を優位に進め、チャンスを何度も作るが得点には結びつかない。得点差は1点のまま安心しきれない試合が続く。追加点を決めたのは残り3分を切ったあたりだった。亀澤のドリブルから中田にボールが渡りヒットシュート。一度は相手DFにブロックされるも落ち着いてつなぎ、最後は亀澤が流し込んだ。さらに、終了間際にはPCから国府田がストレートヒットをニアに沈めた。
 フィールドゴールとPCの両方から得点でき、スコアは3-0と完勝ではあったが、試合の入りや運び、決定力には課題が残る試合でもあった。
(文責 津島亮太)

第2戦(9月27日@明治八幡山)

○東京大学 1 - 0 防衛大学校×
(1st 0-0, 2nd 1-0)
Action得点アシスト
FG妹背 政毅

 秋が感じられるようになり、リーグ戦第一戦を完勝して終えた東大は第二戦を迎えた。東大は怪我によりストライカー坂井、小林拓を欠いての出場であった。試合は相手である防衛大のセンターパスから始まる。
 東大は序盤から相手陣内で攻撃を組み立てる。しかし、八幡山グラウンドに慣れないためか足の滑りやパスのずれ、レシーブのミス、ストロークのミスなどが見られ、ゴールまでたどり着けないというもどかしい展開が続く。前半2分には万代のナイスドリブルが見られたが、ゴールまでにはたどり着けない。また、その後も国府田、根本を中心するDFによる打ち込みなどで前線にボールを送りチャンスを作り出すが決めきれない。逆に5分相手にチャンスを与えてしまったがGK大野のナイスセーブにより防がれる。7分ストライカー望月が素早いドリブルでサークル侵入をするがゴールには繋がらない。そして8分中田のドリブル突破と打ち込み、山本源のサークルの巧みなボールタッチにより初めてのPCを得るがしかし点には至らない。その後、一進一退の攻防が続くもチャンスにはならない。30分国府田の素早いリスタートによりPCを獲得するが、国府田のヒットはキーパーに阻まれる。その後も東大ペースで試合を進めるが、前半を無得点で折りかえす。
 後半も東大が優位になりながら試合を進める。そして9分、後半に入って初めてのPC をとる。国府田が放ったヒットは惜しくもキーパーに阻まれる。その後も流れがなかなかつかめない東大は12分、相手のカウンターによりピンチを招く。これはGK大野のナイスセーブで防がれる。その直後山本源と万代の連携プレーによりPCを獲得するが点には至らない。しかしそれから坂本のナイスシュートを起点とし流れをつかむ。14分には山本源のドリブル突破からのシュート、19分には中田のパスを受け取った坂本の打ち込み、24分には山本源のタッチシュートなどが見られるがどれも点にはならない。しかし後半の34分、残り1分をきった中、根本が放った完璧なリバースヒットの打ち込みはキーパーのナイスセーブにより弾かれたものの、リバウンドを見逃さなかったFW妹背がそれを巧みに押し込み、それが決勝点となり劇的な最後を迎え試合終了のホイッスルがなった。最後の最後に劇的勝利をおさめたが、第一戦の木更津戦同様、点を決め切るところに課題が残る試合となった。
(文責 石井敦)

第3戦(10月19日@早稲田東伏見)

○東京大学 4 - 0 立教大学×
(1st 0-0, 2nd 4-0)
Action得点アシスト
FG亀澤 宏理小林 拓矢
FG亀澤 宏理山本 源
FG根本 義規
FG亀澤 宏理妹背 政毅

 プールを1位で通過するため、インカレに向けて弾みをつけるためにも負けられない立教戦は、秋晴れから射す強い日差しのもとで始まった。開始後3分にPCを与えてしまうが、それをきっちり防いだ後に東大はペースをつかみ始め、攻め上がる時間が多くなっていった。リズムにのった東大は#7大橋のレバヒシュートなど数多くのチャンスをつくるが、立教の粘り強い守備に阻まれ、前半は0-0のまま終了となった。
 後半開始1分、4分と東大はPCを獲得し、後半も試合の主導権を握る。4分PC直後リバウンドを取った#16小林のセンタリングに#14亀澤が確実に合わせ、ついに得点を獲得する。対する立教はバックからのロングボールでゴールを狙うが東大は要所でボールを奪い、再び激しい攻防が続くこととなる。27分ゴール前の混み合った中、#14亀澤がボールを押し込み、2得点目を挙げると更にその4分後の31分、#6根本が速攻からのレバヒで3点目を決める。集中をきらさずに攻め続ける東大は34分にもサークル内での混戦から#14亀澤が立教GKを越すループシュートで追加得点を挙げ、4-0で勝利を掴んだ。
(文責 阿部悟史)

順位決定予選(11月15日@慶應日吉)

○東京大学 4 - 1 一橋大学×
(1st 1-1, 2nd 3-0)
Action得点アシスト
FG坂井 雄之助山本 源
FG山本 源根本 義規
FG小林 拓矢山本 源
FG万代 俊之坂本 陸

プール戦を無失点全勝で一位通過した東大は、一部との入替戦への切符をかけたたすき戦を宿敵一橋大学と戦うことになった。一橋には応援部が駆けつけ、東大は声援の大きさでは若干アウェーの中伝統の一戦を迎えた。 一橋ボールから試合は開始された。立ち上がりの時間帯を課題にしていた東大は前半4分、カウンターからいきなりPCを与えてしまう。一橋の強烈なスイープシュートがファー下に鮮やかに決まり、いきなり東大は相手に先制点を許す。これが東大にとって秋季リーグ初失点であった。それでも東大は慌てない。前半9分、敵陣25ヤード内で粘り、素早いリスタートから左サイドに展開し、MF山本源がヒットで打ち込んだボールをファーポストにいたMF坂井がうまくタッチで合わせてすぐさま同点に追いつく。この勢いのまま追加点を奪いたいところであったが、それ以降はなかなか決定機を作り出すことができない。そんな拮抗した重苦しい雰囲気の中、前半20分、MF山本源がカウンターで自陣20ヤードからドリブルを開始する。くらいついてきた相手3人を嘲笑うかのように華麗なボールタッチとスピードで抜き去り、70ヤード近く独走する。敵陣内に侵入してサークル手前でさらにもう一人を右抜きでかわして強烈なヒットシュートを放つも相手GKの好セーブで惜しくも点にはならない。その後も何度かゴールにせまったが一橋の好守にはばまれ、前半を1-1で折り返した。
後半に入ると東大が攻勢を強める。後半12分、フィールド中央のセットプレーからDF根本が打ち込んだボールをMF山本源がタッチで浮かしたシュートがきれいにゴールネットにつきささり、待望の追加点が入る。勢いにのる東大は直後の後半14分、またもMF山本源が右サイドから打ち込んだボールにMF小林拓矢が反応してヒットシュートを決める。その後、一橋に攻め込まれる場面もあったが、DF根本を中心とした粘り強い守りで点を許さない。そして後半25分、東大が完璧に一橋の守りを崩す。DF中尾が左サイドをいっきに駆け上がったところにMF中田が相手を背負いながらもタイミングよくボールを渡す。中尾がプッシュでサークルに入れたボールがファーに流れたところをDF坂本がダイレクトシュートを放つ。これにファーポストにつめていたMF万代が滑り込みながらボールをゴールに押し込んで東大に4点目が入る。万代にとってはこれが記念すべきリーグ戦初ゴールとなった。
この後も危なげなく試合をすすめた東大が4-1で一橋に完勝した。これで春リーグに続いて全勝で二部決勝、そして入替戦へ駒をすすめることが確定した。
(文責 佐藤寛也)

順位決定戦(11月22日@法政多摩)

○東京大学 3 - 1 武蔵大学×
(1st 1-1, 2nd 2-0)
Action得点アシスト
PC山本 源
PC国府田 大樹山本 源
FG万代 俊之亀澤 宏理

入替え戦(11月30日@慶應日吉)

×東京大学 1 - 2 学習院大学○
(1st 1-1, 2nd 0-1)
Action得点アシスト
PC坂本 陸国府田 大樹