2013年春季関東学生リーグ
第1戦(4月14日@駿河台)
×東京大学 2 - 10 駿河台大学○
(1st 1-4, 2nd 1-6)
Action | 得点 | アシスト |
FG | 望月 亮佑 | 板野 敬太 |
FG | 坂本 陸 | |
昨季の健闘により念願の一部の舞台で春季リーグを迎えることとなった東大の初戦。相手はハイスピードホッケーを武器とする駿河台大学であり、目標とする一部5位以上を果たすためにも重要な一戦であった。
序盤から駿河台の猛攻にあい幾度も東大ゴールが脅かされるものの、東大GK#1伊藤の好セーブにより凌ぎ続ける。試合が動いたのは前半10分だった。駿河台にPCを奪われるとフリックを確実に決められて先制を許す。2分後にもPCから追加点を許し、スコアは0-2となる。この嫌な流れをFW#11望月が断ち切った。前半15分、サークルへの打ち込みを拾った#2板野がキーパー前に折り返す。そのボールを#11望月が押し込みスコアを1-2とし反撃の狼煙をあげる。しかし前半24分、33分と駿河台に追加点を許し、1-4と劣勢のまま前半を終えた。後半に入っても駿河台大学の猛攻が止まらずPCからの得点を中心とし開始10分足らずで4得点を許す。一矢報いたい東大は後半10分#22内藤が放ったシュートのリバウンドを#21坂本がしっかりと押し込んで2-8とする。しかし、その後も追加点を許し2-10とされたまま試合終了を告げるホーンが鳴り響く。
1部のレベルを痛感させられたものの、1部の強豪校からFGで2ゴール奪うことができたという自信も得ることができたBULLIONS2013の春季リーグ初戦であった。(大野)
第2戦(4月20日@山梨学院)
×東京大学 0 - 8 山梨学院大学○
(1st 0-3, 2nd 0-5)
春季リーグ初戦を黒星でスタートした東大の第二戦。相手は、昨年度秋季リーグの覇者である山梨学院大。目標達成のためにも負けられない試合であった。
試合は山梨学院大のセンタードリブルで始まった。試合開始早々試合が動く。前半2分、山梨学院大は高い位置でボールを奪い、サークル内フリーであった松本#14がシュートを決め0-1とする。前半8分には、山梨学院大松本#14にPCを決められ、0-2とされる。反撃したい東大であったが、相手の堅守に阻まれ、なかなかシュートまでたどり着けない。一方、山梨学院大はテンポの良いパス回しで、幾度となく東大ゴールを脅かす。前半22分、山梨学院大向山#31がPCのこぼれ球を押し込み、0-3とする。試合は後半へ突入する。後半2分、山梨学院大はPCを獲得すると、松本#14が決め0-4とする。後半11分、山梨学院大は素早いリスタートからファールをさそい、PSを獲得。これを大家#4が落ち着いて 決め、0-5とする。攻撃の手を緩めることのない山梨学院大は、後半25分、田原#2がPCを決め0-6とする。その後、後半32分、35分に山梨学院大村田#7に追加点をゆるし、0-8とされたところで試合終了のホーンが鳴った。
結果としては、大敗したが、自分たちの成長が感じられる試合であった。ここで得られた課題をどう次に活かすかが、目標達成へのカギとなるだろう。(国府田)
第3戦(5月19日@駿河台)
×東京大学 0 - 3 早稲田大学○
(1st 0-0, 2nd 0-3)
自信をもってプレーしよう。そう確認し、臨んだ早稲田戦。試合は序盤から攻守が激しく切り替わる展開となる。早稲田の素早いパス回しに対してアジャストマンツーで落ち着いて対応。キーパー大野の好セーブもありシュートを決めさせない。個人でも一対一ではボールを奪う場面も多々みられ、各選手から自信と気迫がひしひしと伝わってくる。一方、オフェンスはカウンターを中心にゴール前まで迫るもののシュートまでつながらない。あとわずかというシーンも何度かあったが0-0で試合を折り返す。
後半開始後も息をのむ展開が続く。東大の流れとなる時間帯もあったがやはりなかなかシュートを枠へと打てない。そのまま試合終盤となり、東大の選手の足が止まり始める。そして58分、3人をドリブルで突破され0-1とされる。その後は早稲田の流れになり勢いを取り戻せない。試合終了間際にもPCから連続失点。0-3で早稲田に敗れ東大のグループ4位が決まった。
終盤の守備や失点後の立て直し、サークル際・内での攻め等の課題もはっきりとしたが、サークル内守備の向上や個人のスキルアップ、チームとしての手応えも強く感じられた一戦であった。(山本悠)
順位決定予選(5月26日@法政多摩)
×東京大学 1 - 2 東京農業大学○
(1st 0-0, 2nd 1-1, EX 0-0,0-1)
Action | 得点 | アシスト |
PC | 木村 友哉 | 飯田 恭輔 |
一部5位という今期の目標を達成するために、勝利が絶対条件であった東京農業大学との順位決定予選。上り調子ということもあり、次こそは勝てると信じ試合に臨んだ。だが、序盤は苦しい展開となる。重要な試合というプレッシャーからか思うように足が動かず、マークや玉際が弱くなり、相手の鋭い攻撃を受ける。そして、前半の4分~8分にかけて立て続けにPCを取られてしまうが、GKの伊藤が好セーブを見せ何とか乗り切る。その後は、徐々に厳しいマークをつけるようになり、拮抗した戦いとなる。そして前半は0-0で折り返すこととなった。後半になると、CHの山本にボールが収まるようになり、東大ペースで試合が進んでいくも、なかなかサークル侵入できず、カウンター合戦の様相を呈してくる。すると、後半14分、東京農業大学#11星が高い位置でパスカットし#8小林に渡すと、ループシュートを決められて先制を許してしまう。その後は、互いに攻めあぐね る展開となるが、後半31分、相手の一瞬の隙を逃さず、東大がPCを獲得する。このPCを東京大学#5の木村がヒットでファーに突き刺し土壇場で同点に追いつく。そして試合は延長戦に突入する。延長戦は農大ペースで進んでいき、何度も攻め込まれるが、粘り強くディフェンスをして前半を乗り切る。後半に入っても農大の主導のペースは変わらず、延長後半3分、東京農業大学#10三浦がフォアターンから倒れ込みながらシュートを決め、試合は終了した。この結果により、春季一部5位という目標は叶わないこととなったが、一部からの勝利や、秋リーグの一部5位を達成するためにも、ここで立ち止まらずにこの試合の出来たこと、出来なかったことを冷静に分析して今後の糧にしていくことが重要だ。(石原)
7-8位決定戦
×東京大学 0 - 4 早稲田大学○
(1st 0-2, 2nd 0-2)
春リーグにおいて一部校と戦うことのできる最後の機会である1部7-8位決定戦。二週間前にプール戦で接戦の末敗れた早稲田大学との再戦となる。
先週の順位決定予選に敗れたことで目標としていた一部5位は達成することができないことが決まっており気持ちの入れ方が難しかったからなのか、立ち上がり、東大の足は重く序盤から早稲田大学に猛攻を仕掛けられる。前半17分、LCからのドリブルでサークル侵入を許しヒットシュートで先制点を決められてしまう。その直後にもPCからフリックを決められ立て続けに失点してしまう。その後も早稲田大学のスピードのあるドリブルやパスワークに苦しめられ、なかなかシュートまでいくことが出来ない。前半33分に#24亀沢がシュートを放つもこれを決めきることができず、このまま前半は0-2で終了する。
後半になっても東大の劣勢は続き、後半3分にはシュートを立て続けに打たれるが、いずれもGK#1伊藤の好セーブによって追加点を許さない。ようやく東大はいつものリズムを取り戻し始め、だんだんパスが繋がっていくようになる。しかし後半26分、早稲田大学のパスカットから一気に攻め上げられリバースヒットを、その後の後半31分にも鮮やかなタッチシュートを決められ0-4とされてしまう。少しでも追いつきたい東大であったが、なかなかFWまでボールを繋げること出来ず、試合終了のホーンが鳴った。
0-4で早稲田大学に敗れたためBULLIONS2013年の春リーグは1部8位が決定し、2部との入替戦に臨むこととなった。(中田)
入替え戦(6月30日@法政多摩)
×東京大学 4 - 5 学習院大学○
(1st 2-3, 2nd 2-1, EX 0-0, 0-1)
Action | 得点 | アシスト |
FG | 石田 恭朗 | |
FG | 板野 敬太 | 岡部 平 |
FG | 望月 亮佑 | 有国 優人 |
PC | 飯田 恭輔 | |